初心者が陶芸教室で苦労する事

あなたは陶芸を作る事に対して、どのようなイメージがありますか?
芸術性が求められそう、電動ろくろなどちょっとした力加減で歪んでしまうので、繊細さが問われそう。
そんなふうに思っている人もいるかもしれません。

確かに器を絵付けする際には芸術性が求められますし、電動ろくろと向き合う時には、集中力が問われます。
ですが初心者が陶芸教室に通い、最初にぶち当たる壁は、芸術性でも集中力でもありません。
それは陶芸が思っている以上に、力作業が多いという事です。
陶芸用の粘土は10㎏の塊で販売されているので、粘土を運ぶだけでも一苦労です。

そしてその後、粘土を両手でこねて空気を抜く土もみと呼ばれる作業を行います。
コツを掴めば楽に出来るようになりますが、初心者にはコツを掴むまでが難しく、腕の筋肉はもちろん腹筋まで使います。
腕の筋肉だけで力任せに土もみしていると、手首を痛めてしまう可能性もあるので注意が必要です。

また電動ろくろを使う場合に、必要となるのは集中力だけではありません。
電動ろくろを使った作業は、前傾姿勢が基本で、腰に大きな負担がかかってしまいます。
そのため集中しすぎは現金で、長時間の作業になると、定期的に身体を動かしストレッチをしておかないと腰痛になってしまいます。

先ほど力作業が多いと言いましたが、それに加えて前傾姿勢のW負担で、陶芸をしている人は腰痛持ちの人が多いのです。

そして陶芸教室で、最初にぶち当たる壁はなんといっても、イメージ通りに造れない事です。
初心者がいきなりイメージ通りに作れるほど、陶芸は簡単なものではありません。
ですが陶芸教室に通う人はみんな「こんな器を作ってみたい」というイメージを持って陶芸をスタートさせるはずです。

しかし実際に作ってみると、思い通りに形が作れなかったり、粘土の状態が悪く焼き上げたらヒビが入ったり、割れてしまう事も少なくありません。
それに絵付けの際にも、色が焼き上げる前と後とでは、大きく変化するので、イメージ通りの色を出す事が難しいと言えます。

ワクワクしながら焼き上げた器を見て、最初はガッカリする事の方が多いかもしれません。
ですが、考えてみて下さい。
初心者がいきなりイメージ通りの器を作れる事なんてありません。

ですが陶芸教室に通っているうちに、徐々にコツや技術を習得していき、イメージ通りの器に近づいていきます。
そして苦労の末にイメージ通りの器を作れた時には、大きな感動を生むのではないでしょうか?
その出来ない事が徐々に出来るようになっていく過程こそが、陶芸を学ぶ醍醐味だと言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です